こんにちは。まるっと韓国のまるかんです。
今韓国では映画『タクシー運転手』が人気を博していますね。
私も見に行きましたが、かなりセンセーショナルで、インパクトのあるお話でした。
実際に光州で起こった学生運動をモデルに作られているので、実話をモデルにした映画が好きな筆者としては大変興味深く見させていただきました。
さてさて、
タクシー運転手さんのお話が上がったところで。
よく韓国に旅行されているみなさんならすでにお知りでしょうが、韓国ではタクシーの料金が日本と比べてとてもお得なんですね。
そこで今回は韓国のタクシーがどれだけお得なのか、そしてどんな違いがあるのかを見ていきたいと思います。
ご存知の方はおさらいの意味も兼ねてご覧くださいね。
明らかに違う初乗り料金
※写真はイメージです
おなじみ日本だと一般的なタクシー初乗り料金は約730円くらい。
東京の場合だとその初乗り料金にある一定の走行距離を走ると(約280m)90円程度料金が上がっていくシステムです。(時間によって加算される方式もあるが省略)
しかしこれが韓国だと、初乗り料金がなんと280円ほど!
そしてそれに一定の走行距離(約142m)によって10円程度上がっていくシステムとなっているのです。
この初乗り450円の差は非常に大きいです。日本の2分の1以下ですからね。。。
しかも約10円ずつの料金加算・・・日本と走行距離を同じ280mにしても20円ずつの料金体型となっているのです。
(ただ、乗客のタクシー利用料金が安い分、タクシー運転手さんの給料は低いんでしょうかね……単純に考えると。)
タクシーの運転手の気性が荒いことが多い
ような気がします。…というか大体そうです。
これは韓国タクシーあるあるでは上位なんじゃないでしょうかね。
ぶっきらぼうだったり、
こちらから話しかけないとほぼ無言・・・(もともと話したくない人にとってはここは問題ないでしょうけど)
乗った時から不機嫌そうだったりとか・・・
今までそういったケースが何度あったことか。
もはやこれに関しては慣れですね。そんなもんだと割り切る。
そして対処法としてはこちらも強気でいるってことが大事なんじゃないでしょうかね。
乗るときは自分で開けるべし
それと韓国のタクシーは自動ドアではないですね。
日本では乗客が近づくと後ろのドアが勝手に開き、乗客が乗るのを待ってくれ、乗り込んだことを確認しては運転手が閉めてくれますが、韓国では自分でドアを開けなくてはなりません。(これに関しては韓国だけに留まらないとは思いますが)
自動かどうかってことは別にどおってことないことだと思いますが、荷物で両手がふさがっている時やなんかは開いてくれると助かりますよね。あと、自動で開いてくれると、ちょっとだけホスピタリティも感じるような気もします。
あと、こんなこともあります。
例えばこっちが明らかにスーツケースとか大きい荷物を持っていてトランクに入れますって時に、普通だったら運転手さんが出てきて手伝ってくれたりするじゃないですか。
しかしこれがまた韓国の運転手さん。たいていの場合、運転席から出てきません。
それでいて詰め込む際にこちらがてこづって車のトランクにガンガンぶつけながらやっとの思いで入れ、座席に座った時にはトランクへのガンガンのせいですでに不機嫌になっていますのでくれぐれもご注意ください。
自分の車傷つけたくなかったら、男性なんだし重い荷物載せるの手伝ってくれてもいいんじゃ………
と思うんですけどね。こちらが注意しましょう。
車の内装が派手なことが多い
…というかたぶん運転手の好きにしていいんでしょうね。
ハンドル部分には日本ではまず見ることのないギラギラしたハンドルカバーが付いてたり、
相当な量のCD(おそらく運転手が好きな歌手の)が備えてあったり、
座席のマットとかシートがカスタマイズしてあったり(運転手の座席のみ)とか……
これに関しては乗るたびに結構自由だなぁ〜って思わされますね。
個人タクシーとそうでないのとで多少違いはあるんでしょうけど。
それに韓国は運転手の服装も個性豊かです。
帽子をかぶっていたり、サングラスをかけていたり、これからジムへ行きそうな服装だったり、一番すごかったのは、
お寺に修行しに行くんですか?って格好の人だったり。
ただ、働く側の身だったらこれだけ縛りがないっていうのはいいことのような気もします。会社に縛られている感が少ないですからね。ちょっと気が楽ですよね。
私も運転手さんの格好は正直どうでもいいので好きにしたらいいと思いますね。それで機嫌がちょっとでも良くなってくれるんなら……ね。
もう一度機嫌がちょっとでも良くなってくれるなら…ね。
運転手が地元の地元しか知らないケースがままある。
これはどういうことかというと、
日本でも地方のタクシーならありえるかもしれませんが、
「〇〇までお願いします」と行き先を告げた際、「え?どこ?私この地域の者じゃないんで。」とバッサリと切られることがあります。
場所がわからなかったらすぐ住所をカーナビに入れてその通りにただ行けばいいんじゃないかと思うんですけどね、なんだかそこがスムーズにいかない。(若い運転手はそんなことないです。)
日本でもそういったこと自体はあるんでしょうけど、韓国ではわからないとなった後の親切みに欠けるというか、フォローが少ないというか…
やはりこちら側が強いハートを持っていないといけませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
韓国のタクシーは運転手の気分次第で居心地の良し悪しの差がかなりありますが、料金が安いため、ちょっとした距離でも乗っちゃおうかなって気持ちで簡単に乗れちゃいます。ただトランクに荷物を詰めるときだけは注意してください。
最近はカカオトークの関連アプリでカカオタクシーというアプリで簡単にタクシーを呼び出せるシステムもあるのでより便利ですし、運転は荒いことが多いですがその分他の車を差し置いてどんどん進むためスピードは速く、早く目的地に到着することができます。
以上の点を踏まえて韓国のタクシーをまとめると、
速い、安い、不親切。
こう覚えておくと旅行の際、タクシーに乗る準備はできたと言ってもいいでしょう。
では楽しい韓国旅行へ行ってらっしゃいませ〜!
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