韓国の食べ物が辛いという話を聞いたことがある方は多いと思います。
事実韓国に住んでいると数々の”赤い”食品に遭遇します。
そしてそれらはまず「例外なく辛い」です。
でも不思議なことに最初は
こんな辛いものよく食べれるな〜
と思っていたのですが、住めば都、慣れというものは恐ろしいですね、気づくと辛いものを欲しがり探している自分に気づきます。
そして今回もスーパーマーケット(韓国では마트マート)
にそんな韓国の「辛くて美味しいもの」を見つけに出かけました。
今回はそこで見つけた열(ヨル)ラーメンについて紹介します。
오뚜기(オットゥギ)の열(ヨル)ラーメン
오뚜기オットゥギという会社から出ている
열ヨルラーメンの105gカップタイプのインスタントラーメン
を見つけました。
この열という字は日本語で「熱」という意味。
なので訳すと『熱ラーメン』
見た目からしてパッケージの열の字から炎が上がっているので、これは辛さに期待大です。
?なぜか折り目部分が3箇所ありました。
オットゥギヨルラーメン(カップ)の作り方
いやいや、作り方ってカップラーメンだからみんな一緒でしょ?!
と思うかもしれませんが、ここは韓国。
なにせ作り方をみると全てが韓国語です。
もしかしたら別の手順があるかもしれませんし、何分待てば良いのかわかりません。
なになに〜?どれどれ…
①麺の上に粉末スープをのせ
②沸騰したお湯370mlを表示線まで入れた後
③蓋をして4分後美味しく召し上がり下さい
とのこと。
うん、日本のカップラーメンを作る要領となんら変わりませんでしたね。
実際に作ってみました(手順)
早速開けてみました。
どうやら「かやく」は既に入っているみたいですね。
麺の合間合間に緑色の乾燥ネギの様なものが見えますし、袋が粉末スープの1袋のみです。
粉末を入れます。
粉末の色が赤みを帯びていますね。
この時点で少し辛そうなダシっぽい香りが立ちこめます。
期待が膨れ上がる香りです。
カップの内側に「お湯ここまで線」があるので今回はそれを遵守し、線までお湯を入れ蓋を閉めます。
なんと!
ここで先ほどの3つあった「ツメ」が役に立ってくれました!
確かにこの折り目が一つだけだといつも1分ぐらいたったところでパカって口が開いちゃってたんですよね。
やかんでお湯を沸かして入れた時であればそのやかんの底の熱でフタをぴったりと締めれたのですが、
ケトル使用時とかレンタルウォーターサーバーを使用したりする時は非常に便利です!
箸を乗せても重量が足りないんですよね
あいつ箸を押しのけてまで口を開けたがりますからね。
完成!ヨルラーメンを実食
…とまぁそれは良しとして
4分後、出来上がりました!
見た感じは…わりとふつーな感じですが、
香りはすでに辛味を感じさせてくれます。
香り自体は『辛ラーメン』っぽくもあります。
麺の状態です。
麺の質は割と日本のカップラーメンと近く、やや縮れ麺の適度にもちもちっとした食感です。
口に入れると、一瞬何ともありません。
が!
2口目くらいから段々口の中が辛さを感じ始めてきます。
5口目くらいまでくると口の周りがヒリヒリしてきました!カプサイシンっぽい痛さです。
10口ほど食べると体は熱く、胃の中でも辛さを感じるのがわかりました。
しかし、韓国食品の良さ?凄さ?なのかはわかりませんが、ダシとコクの効いた味はさらに食べたくなる様な味をしています。
食べ終わった感想
食べ終わりました。
感想としては
熱い…です。
さすが열ヨル(熱)ラーメン。
顔から程よい汗と、体の中心からポカポカしています。
スープは辛いけれどダシの味が効いてて、
この食べ終わったスープにご飯を入れて食べると気のせいか韓国料理のメウンタン、もしくはユッケクッパのような味がしてこれまた美味しいです!
しかし若干スープが薄く感じました。(個人差があるとは思います)
今回はお湯を「ここまで線」のギリギリで入れましたが、少しお湯を減らせば濃いめの味でお楽しみいただけると思うので、普段から濃い味をお好みの方はお湯を少なめに。
辛さは辛ラーメンより少し辛いくらいかと思います。同時に比較はしてないので何とも言えませんが。
このくらいが味と辛さのバランスとしては丁度いいかもしれませんね。
普通のラーメンに飽きた方は韓国のヨルラーメン食べてみてください。
最後にはスープにご飯を入れるのがおススメです!
それと
この『オットゥギ』という会社は実は韓国では
別名『ガットゥギ』と呼ばれ、
由来としては
ガッ(GOD)神の意味
+
オットゥギ
という様に
神のように会社スタッフに優しい優良会社(社会保険など諸々において)
として韓国の皆さんに認知されているのです!
味も美味しく、会社としてもしっかりしているなんて素敵ですね。
日本ではネットで1つ100円ほどで購入できるみたいなので、
皆さんもそんなオットゥギの열ヨルラーメン是非一度頂いてみてくださいね★