日本にあるネットカフェは個室、インターネット可能なパソコン、たくさんのマンガや雑誌、ドリンクバー、フードメニューの注文など、なんでもそろう快適な空間ですよね。
畳みやソファの個室が入っているネットカフェもあるので、宿泊目的で使用している人も少なくありません。
韓国のソウルにもネットカフェがありますが、日本のネットカフェと同じなのでしょうか?
利用するにあたって、危険なのかどうかも気になりますよね。
今回はソウルのネットカフェの特徴や、おすすめのお店などについて紹介していきます。
韓国ソウルのネットカフェは、日本のものとは全然違う!
結論から述べると韓国のネットカフェは日本のネットカフェとは全然違います。
主な違いは以下の通りです。
マンガは置いていない
日本のネットカフェは、別名マンガ喫茶とも呼ばれていますよね。
ほとんど全てのネットカフェには大量のマンガが置いてあって、読み放題です。
しかし韓国のネットカフェには、マンガや雑誌などの読み物は置いてありません。
ネットカフェはその名前の通り、純粋にインターネットだけを行うためだけの環境なのです。
ネットカフェとは別にマンガ喫茶は別にあります。
こちらにはパソコンなどのインターネット機器は一切置いておらず、マンガを楽しむためだけに利用されます。
個室もなく、ワンフロアにいくつかのテーブルや椅子が設置されているだけです。
一般的に個室はない
日本のネットカフェでは個室が主流ですが、韓国のネットカフェは一般的に個室はありません。
大きなフロアに長テーブルが並べられて、ズラリとデスクトップPCが設置されています。
ネットサーフィン目的で利用する人もいますが、客の多くはオンラインゲームをするために来店しているのです。
友人や恋人と一緒に並んで席に座り、話をしながらオンラインゲームに興じている韓国人を多く見かけます。
日本では私語厳禁なネットカフェが多いですが、韓国ではみなおしゃべりをしながら過ごしているのも大きな違いですね。
小学生も利用している
日本のネットカフェでは、小学生だけで利用している姿をほとんど見かけません。
しかし韓国のネットカフェでは、小学生が同級生と一緒にゲームをしている姿も日常的に見受けられます。
学校帰りに立ち寄って数時間オンラインゲームをして帰宅するようです。
日本のゲームセンターのような感覚で利用されているのですね。
宿泊はできない
日本のネットカフェは宿泊ができます。
お店によってはシャワーも付いているので、下手にビジネスホテルに宿泊するよりも安く宿泊代を浮かすことができますよね。
しかし韓国のネットカフェは宿泊はできません。
何時間分もの利用料金を払うことで長時間滞在は可能ですが、個室ではない、横になれるスペースもない、シャワーもない環境で実質的な宿泊はできないと思って良いでしょう。
危険ではないが、最低限の管理は必要
前述した通り、韓国のネットカフェは小学生も利用するほどです。
特に大きな危険なことはないと思って良いでしょう。
ただし最低限、貴重品の管理には気を付けてください。
トイレに行く際などは、必ず貴重品を持っていくようにしましょう。
ソウルでおすすめのネットカフェ
ソウルでおすすめのネットカフェを紹介します。
シーズンアイ 明洞店
「シーズンアイ 明洞店」は、地下鉄明洞駅からすぐ近くにあるネットカフェです。
ビルの3階にお店はあります。
店内はさほど広くはありませんが、最新のパソコン機器がそろっているのでストレスなくオンラインゲームやネットサーフィンを行えそうです。
※写真は別のシーズンアイの店舗です。
引用:naverblog
日本語にも対応しているので、韓国語が分からなくても安心して利用できますね。
コーヒーや各種ドリンク、ラーメン、スナックなどの軽食も販売されているので、のんびりと過ごすこともできそうです。
<行き方>
地下鉄2号線明洞駅4番出口から、徒歩すぐです
<住所>
ソウル特別市 中区 南山洞1街1-4 3階
<カカオタクシー>
目的地に「서울특별시 중구 남산동1가 1-4」と入力
マルチ部屋なら宿泊もできる
引用:Twitter
どうしても日本のネットカフェのような場所で宿泊がしたいという人は、マルチ部屋を利用してみてはいかがでしょうか?
マルチ部屋とは日本のネットカフェのような個室空間にテレビやゲーム、マット、ソファなどが完備してあるお店のことです。
飲み物は無料なのもうれしいですね。
十分横になれる広さなので、休憩や宿泊として利用することもできますよ。
LCCなどの深夜便を使って出入国する人も、フライトやホテルチェックインの時間までの利用に便利ですね。
まとめ
引用:naverblog
韓国のソウルにもネットカフェはありますが、そのほとんどは日本のネットカフェとは異なります。
純粋にネットサーフィンやオンラインゲームを楽しむための施設となっているのが特徴です。
個室ではない、またシャワーもないので宿泊には向きません。
小学生だけでも利用をするくらいなので危険はありませんが、最低限貴重品の管理には気を付けましょう。
マルチ部屋と呼ばれるお店は個室もあるので、休憩や宿泊として利用することも可能です。