【文化】韓国のお正月〜설날(ソルラル)〜

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안녕하세요〜⭐️

2月に入り韓国も日本も寒さが本格化していますね。
全国各地で雪が降り、東京も珍しく積もっていました☃️
韓国も先週は寒波注意報が出て、なんと済州島にも大雪が降ったりと冬の本格化を感じますね。

去年の年末渡韓した時は、例年より暖かく今年は温暖化なのかな?と思っていましたが、そんなことはなかったようです。
しっかりマイナス二桁の世界になりました🫣

寒い韓国ですが、私は冬の韓国が一番好きです。※桜の時期も行ってみたい🌸
寒いけど空気が澄んでいて、晴れると空も綺麗、冬は夜景や景色が一段と綺麗です。
そして何よりぐつぐつ熱々のスープが沁み、美味しさが増します。

12月の渡韓がやめられない理由は他にも。
シーズンが過ぎてしまいましたが、クリスマスのキラキラした雰囲気がたまらなく好き🩵
心がウキウキするし、ツリーの光を見ていると心も温かくなります。
韓国は街をイルミネーションで彩るというよりも、各々が店頭にクリスマスツリーやリースを飾るスタイルが主流。
梨泰院や聖水などはお店がたくさんあるので、歩くだけでクリスマスを満喫できます。

明洞ロッテ百貨店前 クリスマスイルミネーション

<ロッテ百貨店本店 2026>

有名な明洞の新世界百貨店のプロジェクションマッピングも毎年更新されるのがすごい!!そして毎年感動!!圧巻の迫力です。

明洞の新世界百貨店本店前 プロジェクションマッピング 2025

<新世界百貨店本店 2026>

シーズンは過ぎましたが、そのうちクリスマスの様子もお届けできたらなと

今回のテーマは今週末から始まる설날、韓国のお正月について。
韓国は旧暦で数えるので日本でいうお正月は毎年1月後半〜2月の間で変動します。
2026年は2月17日です。

韓国のお正月ってどんな感じなの??ということで、今回は文化の会〜

①韓国のお正月설날(ソルラル)とは・・・?

韓国のお正月は설날(ソルラル)といい旧暦で数えます。
今年は2月17日ですが、大体1月末〜2月にかけてのどこか。
설날(ソルラル)当日を含め前後を連休としており、国としての法定公休日となります。
今年のように週末とつながると大型連休!!

韓国は1月1日を陽暦正月신정(シンジョン)、 旧暦正月を구정(クジョン)とに分けており、1月1日も祝日でお休みですが、お正月として日本のようにお祝いをするのは旧暦正月の구정(クジョン)。
韓国人の友人曰く、家庭によっては1月1日をメインしたり、同じように2回ともお祝いするとのこと。でもほとんどの家庭は旧正月でお祝いをするため、1月1日は挨拶をする程度。初日の出を見に行ったりするようです。
ここ最近は12月31日から1月1日にかけては各地でカウントダウンイベントが行われたり、花火が上がったりしているのを見かけるので、この辺りは日本や他世界のカウントダウンの過ごし方と変わりがないですね。

南山ソウルタワーからの日の出

<南山ソウルタワー麓から>

そして今年の설날(ソルラル)、観光客にも嬉しいお知らせが‼️📢
17日と18日は地下鉄、市内バスの最終運行時間が延長されることに🙌🏻
市民や観光客の帰宅サポートのためとのこと。
最終電車が終着駅に1時までに到着するように延長するとのことですが・・・
ん??ちょっと難しい?分かりずらい?けど、対象路線地下1号線〜9号線他。
利用を考えている方々は各自で調べて見てください。

②설날(ソルラル)はいつからあるの?その由来

설날については古くは新羅時代の書籍に正月を過ごしたとの記録が残っており、その時代から朝鮮時代・現代まで受け継がれてきたと言われています。
陽暦が導入された後も陰暦(旧暦)で祝うことが重視されていることから、現在も韓国では旧暦でお正月をお祝いする習慣となっています。

설날(ソルラル)と呼ばれるようになった時期も定かではなく、昔から呼び名が多様で、現在の形となった由来にも諸説あり。
설날(ソルラル)は 세는 의존 명사(歳を数える依存名詞)と言われており、元々韓国語の살(歳)と설が同系語(同じ由来、起源をもつ)とされているというのが学識的に一番有力な説となっているようです。

現在の形態は날(ソルラル)ですが、세는나이(数え歳)が基準となった言葉とされています。韓国は長年数え年(生まれた時が1歳とする数え方)で歳を数えてきたため、そのままの意味で お正月を迎えると 한살를 먹는 날(一歳歳をとる日)のため、この主張が信憑性が高いと広く知られているようです。※살(歳)=설

数え歳なので『お正月を迎えると家族全員が一緒に一つ歳をとる』ということから、単に年が変わったという感覚というよりも、自分も歳を重ねる、かつ新しい1年が始まる、そして先祖に感謝をする日という特別な日として祝われています。

ただこの数え年法については数年前に廃止する方針となっていますが、いろんな意見があるようで、今も時と場合によって3種類ほどが使い分けられているようです。ちなみに国際基準は満年齢が採用されており、今の日本もこの数え方です。
生まれた時=0歳で次の誕生日で1歳という数え方です。
日本でも新学期の開始日と早生まれとの話題はよくあることで、どちらの方法で数えても、賛否両論ありそう

そして年齢問題で忘れてはいけないのが韓国は年上の人に対しては敬語を使用し、敬うという儒教の文化が基本です。
最近は少し変化があるようですが、親しみを込めてタメ口というのはちょっと注意が必要。
自分よりも年上なのかどうかはこの数え方によって分けられるので、韓国の方とお話しする時は気をつけましょう。※関係性にもよるので参考までに

③まずは日本のお正月って??

日本のお正月はというと、多種多様な過ごし方が多くなり、みんなが同じように過ごすということも少なくなったように思いますが、それでもお正月と言えば、親戚・家族で集まって新年の挨拶をし、おせち料理や美味しいものをみんなで食べながら、ゲームをしたり、子ども達はいつお年玉をもらえるんだろうとそわそわする。お正月ってこんな感じですよね。

最近はおせち料理も多種多様、年末からおばあちゃんやお母さんが一生懸命作るという光景を見ることも少なくなりました。
昔は24時間営業のコンビニもなくお正月はお店が閉まっており、寒い季節とはいえ保存技術もそこまで進んでいなかったため、お正月三が日に食べる料理として拵えられていたとお言われたいます。
また料理や食材一つ一つにもそれぞれ意味が込められており、一年健康で幸せに過ごせるようにという願いが込められた料理がおせちでもあります。

同じアジアの国としてお正月という文化がある韓国は、さてさてどんなふうに過ごすのか??

④설날って何するの??

韓国の설날も当日含めて前後が祝日となるため、日程的には日本の三ヶ日と同じ感覚。
親戚や家族で集まり、新年の挨拶を交わし、料理を囲みながらゲームをしたり、子供達はお年玉をもらったり。

当日の朝にはご先祖様を迎え入れるための祭礼 차례(チャレ)を行います。
ご先祖様に無事に新年を迎えられたことや、家族、先祖から繋がって生きて来れたことなどを感謝するという儀式。
各家庭で설날(ソルラル)前日から祭壇を用意し、食べ物をお供えしてご挨拶をします。
日本ではこの祭壇はお正月というよりも初盆の時によく見かけますね。
でもここが違う!!祭壇にお供えするために用意する食べ物はなんと、20種類以上とかなりの種類となるため、準備が大変・・・
韓国はこの祭礼 차례(チャレ)をお正月と日本のお盆にあたる추석(チュソク)に行いますが、伝統的な祭礼 차례(チャレ)を用意する家庭は、女性達が前日から料理を準備したり結構大変!!でも最近はペダルできるらしいです😂🙌🏻

それでも私は食べる専門がいいなぁ。

そして新年=気持ち新たに出発ということで、新しい洋服や靴などを身につけるという習慣があります。

子供達はカラフルな한복(韓服)、『색동저고리(セットンチョゴリ)』を着用したりします。
昔から子供用の한복(韓服)は袖口の色が赤、白、黄、緑、ピンク、青などの虹色の縦縞の生地で作られており、悪い邪気を払い、福と無病長寿をもたらすという意味が込められています。
韓服もデザインが多様化していて、伝統的な色合いに拘らず好きなデザインを着ることも多いよう。

子供用のカラフルなセットンチョゴリ

色合いや組み

合わせにいろんな意味が込められており、例えばこの韓服を伝統婚礼(結婚式)で着用する場合。
儀式ごとに異なる意味や象徴が込められており、それに合わせて誰が着用するものなのか立場によって色を用いて表現したりします。
奥が深い・・・

⑤新年の挨拶〜세배(セベ)〜

韓国でも新年の挨拶 세배(セベ)を家族・親戚・近所の人たちで交わし、お互いの幸せを願います。
『새해 복 많이 받으세요〜セヘボン マニ パドゥセヨ〜』 これが日本での明けましておめでとうございますの言葉。

新年たくさんの福を受け取ってくださいね、幸せになってくださいね、良いお年をお迎えくださいというような意味が込められています。

私はこの言葉の響きや込められている意味が好きです🩵
言われると幸せな気分になるし、もちろん同じように伝えたいなと思います。

この挨拶が終わると、子供達は待ちに待った・・・

⑥세뱃돈(セベットン)〜お年玉〜

そう、子供達は嬉しい세뱃돈(お年玉)の時間!!

新年なので新札が好まれますが、最近は現金ではなく電子マネーのことも。
高校生くらいまでもらえるようです。
そしてこのお年玉、基本的には大人から子供に・・・ですが、成人した子供から両親に渡すこともあります。
日本でも成人した子供達が様々なシーンで両親へプレゼントをすることがありますが、お金でというのは韓国特有な気がしますね。
意外にこの、成人した子供から両親へというのはよく耳にします。

⑦떡국(トックッ)〜お雑煮〜と並ぶ料理達

ご先祖様に挨拶を済ませたら、色々準備した料理を囲んで食事を楽しみます!!

韓国でも설날(ソルラル)当日に必ず食べる料理として日本のお雑煮にあたる떡국(トックッ)があります。
そのまま餅のスープという意味。

具材はお餅をはじめ野菜などを一緒に出汁で煮込むスタイル。
地域によって具材や出汁の種類が異なるようですが、一般的には牛肉のスープが使われることが多いようです。

またこの떡국(トックッ)に使用するお餅(떡)は細長いお餅を斜めにスライスし楕円形にして使用されます。
長いお餅には長寿の意味が込められており、スライスした楕円のお餅が昔のお金の形に似ていることから、長寿と富の祈りが込められているとも言われています。

떡국(トックッ)は1月1日の신정(シンジョン)にも食べるそう。

韓国のお雑煮 トックッ

떡국(トックッ)の他には骨付きの牛肉を煮込んだカルビッチムやチャプチェ、ジョン(日本ではチヂミ)、3色ナムルなど・・・

この3色ナムルも3色に意味が込められています。

3色ナムル

一つ目は緑。『後世』を意味し、ほうれん草を使用することが一般的ですが、成長の意味を持つミナリ(せり)を使うことも多いそう。

二つ目の白は『先祖』を意味していることから土に名をおろす桔梗が使われます。

そして最後、三つ目の茶色は『現世』を意味し、地中から地上へ生えてくるときに光り輝くと言われている薇(ゼンマイ)や蕨(ワラビ)を使用します。

⑧最後に・・・

韓国も日本同様、今回ご紹介したような伝統的な過ごし方から少しずつ変わってきているよう。
母親世代は普通にやっていたことも、少子化でそもそも親戚が少なかったり、みんなが仕事をしていて準備が大変だったり。

それでも儀式や料理に込められて意味を見ていると、先祖を敬い、家族や子孫を大切にする韓国らしい一面が垣間見れたかと・・・

そして伝統を守りつつも、現代の生活に合わせて少しずつ変化を遂げています。

当日に渡韓をしている方は、いつもとは少し違う雰囲気の韓国を楽しんでみてください

それでは 안녕〜⭐️

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