まずはTOPIK1の試験を受けようとお思いの方
まずは2級合格を…なんて言わずこの記事で見事満点を目指しましょう!
TOPIK(トピック)とは?
TOPIK(トピック)とは韓国語能力試験のこと
詳しくは別記事で紹介していますのでぜひそちらをご覧ください。
TOPIK1(トピック)の概要
TOPIK1は初級に当たります
その内訳は1級と2級とに分かれ、それぞれ取得した点数によって合格不合格が決まります。
1級の合格点は200点満点中の80点
2級は200点満点中の140点です。
1級は40%出来ていれば合格
2級は70%出来ていれば合格となりますので比較的1級は誰でも合格できるでしょう。
問題は4択のマークシート形式ですので、その時点で4分の1の確率で正解できます。
ですのでほとんど韓国語がわからなくても当てずっぽうで1級は合格できそうです。
試験の内容は聞取り(100点)と読解(100点)の2つ
それぞれ聞取りが30問(40分)
読解が40問(60分)です。
試験時間は休憩なしの110分となります。
10分間は間のあれこれだと思ってください。
試験費用は3500円です。
TOPIK1は基本的に午前中に行われますので寝坊しないように!
TOPIK1の問題
TOPIK1の問題は「聞取り」と「読解」です。
TOPIK1の聞取りに関して
聞き取りは簡単な男女2人の会話が主な展開です。
最初から最後の問題にかけて段々会話の内容が長く濃くなっていきますが、
会話の内容自体はごく簡単な日常会話程度です。
特に最初の問題はこのような
「どんな仕事をしていますか?」
「帽子をいつ買いましたか?」
などの日本語ならば簡単すぎてあくびが出てしまうほど。
ですので、単純に韓国語の発音自体が耳に入ってくるかどうかが一つ大きなポイントです。
回答は4択のマークシート形式。
聞き取りも大事ですがこの回答の内容を読めるかがポイントでしょう。
聞き取りの最後の問題は少し会話が長くなります。
発音やスピードはゆっくりはっきりしてくれるので聞き取りやすいのですが、
終わりまで会話の内容を聞いて話の展開をイメージすることがとても大事です。
イメージし場面が頭の中に浮かべば問題がものすごく解きやすくなるでしょう。
1つの問題に対して2回会話が流れますので、聞き取れなかったところは2回目で聞き取るようにすればいいと思います。
ですが、できれば1回目できちんと聞き取り、2回めが流れている最中に4択を読み選ぶ方がゆっくりと慎重に解けるので、リスニングは1回のみにし、選択回答をじっくり選びましょう!
余裕のある人は、前の問題が終わった段階で次の選択肢に目を通しておくことをオススメします。
そして!更に余裕のある人は
最初の聞き取りの問題の最中に一発で聞き取って回答用紙に記入したらすぐに2回目の放送が流れている間に読解の問題を解き始めていきます。
そしてまた次の聞き取りの問題が流れたら聞き取りに戻り回答、読解へという風に行ったり来たりすれば、聞き取りの問題が終わった頃には読解がすでに10問くらいは解けていますので時間的にめちゃくちゃ余裕ができますよ!
現に私がそのようにして試験時間を20分余らせて満点合格しました。
TOPIK1の読解に関して
読解も段々後半にかけて難しくなっていきますが、1つの文に対して設問が1〜2問のみですので問題自体は比較的簡単です。
最初の方は短い一文は何のことを表しているかという問題で、例えば
文:「ビビンパが美味しいです。プルコギも美味しいです」
問:これは何について話していますか?
答:1・国 2・曜日 3・時間 4・ご飯
といったものから最後は、120〜130文字の文に対して
- 「」の中に入る言葉を入れなさい。
- 文の内容と同じものを選びなさい。
という内容まで。
基本的にそれ以上は無いので、
- 短い文が読めるか?
- 単語がわかるか?
が問題を解く鍵でしょう
ちなみに読解の最後の方の問題の一例を和訳で載せておきます。
問題文:
『子供の時、私の母はよく歌を歌ってくれました。私が来るときは面白くて楽しい歌を歌ってくれました。それに寝るときは私のベッドに一緒に横になって静かな歌を歌ってくれました。私は母の歌を「 ? 」さらに眠くたくなりました。私は未だに母が歌ってくれた歌を覚えています。それに今はその歌を私の子供に歌ってあげています。』
問題1:「?」に入る言葉を選びなさい
①:聞いたが ②:聞いたり ③:聞くと ④:聞こうと
問題2:この問題文の内容と同じ意味のものを選びなさい
①:私は母が歌ってくれた歌を忘れました
②:眠るとき私は母と一緒に歌を歌いました
③:母は私が泣くと静かな歌を歌ってくれました
④:私は母のように私の子供に歌を歌ってあげます
これがTOPIK1の読解の一番難しい問題です、日本語だと簡単ですね?
TOPIK1の過去問
TOPIK(トピック)の良いところは過去問が無料で手に入れられること!
問題の傾向がこれを確認することでつかめますので必ずダウンロードした方が良いでしょう!
公式HPからダウンロードできますがこちらでもできます。
日本版
ちなみに日本の韓国語能力試験のページからダウンロードできる過去問は上の1つなのに対して韓国語のHPでは過去数回前の問題をたくさんダウンロードできるので、できるのであればそちらからダウンロードすることをオススメします。
韓国版(推奨)
TOPIK1のポイント
TOPIK1のポイントは3つ
- 書かれている文字が読めるか
- 単語を日本語に翻訳できるか
- 言っている会話を聞き取れるか
です。
こう言うと全部に聞こ言えるかもしれませんが、日本人であれば文法はこの段階ではそんなに必要ありません。
基本的に日本語の感覚で問題を解けるはずです。
ですので、
- 初級の単語力をつける
- 韓国語を読むために必要な目を鍛える
- 韓国語を聞く耳を鍛える
の3点をとにかくやれば合格できます。
特に1級は先に述べたように当てずっぽうでもそこそこ点数はとれるので、聞き取りのみ、読解のどちらかが少しでも出来れば合格は間違い無しです。
2級に関しても70%できれば合格なのでそこまで難しくはないはずです。
満点合格を目指すのであれば、上記の3点は満たす必要はあります。
過去問をダウンロードして、読解の読めないところをなくしましょう!
ひとまず文字が読めるようになれば、聞き取りの選択肢も難なく読み取れるので、焦ることは無くなります。
聞き取りもやらなければできるようになりませんが、どちらかと言えばオススメは字を読めるようになること
そのためには単語を翻訳できるようになること
単語単語の繋がりによって文が構成させていますので、そこさえ抑えればTOPIK1は難しくはありません。
単語を読めるようになることがTOPIK1の攻略の鍵、ひたすら単語を覚えよう!
TOPIK1のまとめ
TOPIK1は最初の砦、そこまで難しくはありません。
ですが満点を目指すなら抜けがないようにしなければなりません。
聞取りの会話の全体像を把握すること
読解に必要な単語力をつけること
満点を取る上でこの2つは必須になるでしょう。
とにかくやるのみ!もいいですが、ポイントを抑えておけば2級の取得も容易いことでしょう
手順としては
- 過去問をダウンロードし、サッと目を通す
- 過去問を使って問題の出題形式を把握
- 本で初級単語を覚える
- リスニング教材やドラマなどで韓国語を聞く
この流れでいけると思います。
やはり過去問をうまく使うことが一番ですね!基本的に過去問に出ているものと形式が殆ど変わりませんのでとにかくやってみることを強くオススメします!
単語の勉強やリスニング教材に関しては下記のものがおすすめなので興味のある方は見てみてください!
では、TOPIK1満点合格に向けて頑張りましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
TOPIK1のおすすめ教材
その他韓国語習得におすすめの本
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