韓国には新鮮なシーフードを使った絶品料理がたくさんあります。
ワタリガニの醤油漬けやイイダコのピリ辛炒め、各種の焼き魚、ちょっと変わったところではテナガダコの踊り食いも有名ですね。
海鮮好きにぜひ試してもらいたいのが、ヘムルタンです。
数人でワイワイと盛り上がりながら食べるのにぴったりですよ。
今回はヘムルタンの特徴と気になる辛さ、ヘムルタンに入っている一般的な具材、美味しい食べ方とおすすめのシメの方法、そして韓国ソウルで美味しいヘムルタンを食べられるお店をまるごと解説します。
韓国料理のヘムルタンとはピリ辛海鮮鍋のこと
ヘムルタンとはピリ辛風味の海鮮鍋のことです。
ヘムルタンのヘムは韓国語で「海鮮」を、そしてタンは「鍋料理」のことを指します。
韓国では昔から庶民に愛され続けてきた定番の鍋料理の一つで、ここ最近は日本人観光客にも人気が高まってきました。
特に韓国の冬は寒さが厳しいため、ピリ辛でアツアツの鍋料理を食べると一気に身も心もポカポカになりますよ。
海鮮鍋なので場所柄、海岸沿いにある刺身店や鍋料理専門店で食べられることが多いですが、観光客が多く訪れるソウルの明洞や東大門にもお店はあります。
ヘムルタンは辛いけど海鮮の旨味がつまった絶品の味
ヘムルタンには唐辛子味噌のコチュジャンが味のベースとして使われます。
またお店によってはカットした唐辛子や、粉唐辛子を使用するところも。
辛さレベルは中程度でしょうか。
辛いものが全く苦手な人には厳しいかもしれません。
しかしある程度の辛さが大丈夫な人であれば、十分ヘムルタンの美味しさを堪能できますよ。
色とりどりの具材が入った鍋は見た目もカラフルで、豪華な雰囲気です。
海鮮の旨味が凝縮されたスープはコクがあり、コチュジャンのピリ辛さが後から口の中を刺激してくれます。
ビールや韓国焼酎にも良く合うので、酒飲みにもぴったりな一品ですね。
ヘムルタンに入る具材はお店によって異なる
ヘムルタンに入っている具材はお店によって異なります。
イカやエビ、ワタリガニ、タコ、ホタテ、ハマグリ、ムール貝、アサリなどをセリや豆もやし、ネギ、大根などの野菜類と一緒に使用されるのが一般的です。
中にはまだ動いているタコをそのまま鍋に入れるお店もあり、見た目からのテンションも上がります。
ヘムルタンの美味しい食べ方とシメの方法
せっかくヘムルタンを注文するなら、美味しく味わいたいですよね。
ヘムルタンの美味しい食べ方と、まるかんおすすめのシメの食べ方を紹介します。
ヘムルタンの美味しい食べ方
ヘムルタンを注文すると、大きな鍋にたくさんの具材が入った状態でテーブルに運ばれてきます。
基本的にはお店のスタッフが調理をしてくれるので、お任せしましょう。
具材も食べやすい大きさにカットしてくれます。
火が通ったら思いおもいに好きな具材を取って食べます。
アツアツを保つため、火は弱火にしておくと良いですね。
また煮込めば煮込む程、海鮮の旨味がどんどんスープに染み出してきます。
一緒に提供されるワサビ醤油に付けて食べるのもおすすめです。
さっぱりとした味に変わりますよ。
半分ほど具材を食べ終えたら、うどんやラーメンの麺を入れてみてください。
美味しい海鮮うどんやラーメンも一緒に楽しめます。
まるかんおすすめのシメ
ヘムルタンのシメはさまざまですが、まるかんのおすすめは焼き飯です。
韓国語でポックンパといいます。
少し残したスープにご飯を投入して、ジュージューと炒めます。
ピリ辛魚介の旨味をご飯が吸って、ヘムルタンを上手にシメてくれますよ。
スープは必ず残した状態で注文してくださいね。
韓国ソウルでピリ辛ヘムルタンを食べられるお店
最後に韓国ソウルで、ピリ辛ヘムルタンを食べられるお店をチェックしていきましょう。
草原の家
「草原の家」は明洞で人気がある海鮮料理の専門店です。
地下鉄明洞駅から徒歩すぐのロケーションで、ショッピングや買い物の合間に立ち寄れるのはうれしいですね。
店内にある生け簀からその都度シーフードを取り出して調理するため、新鮮なヘムルタンを堪能できます。
看板メニューのヘムルタンには大きなアワビやエビ、ワタリガニ、アンコウ、タコ、ホタテなどの具材がてんこ盛り。
豆もやしやセリ、ネギ、春菊、キノコなどの野菜と一緒に提供されます。
日本語が通じるので、言葉の心配をすることなく利用できますよ。
<行き方>
地下鉄4号線明洞駅10番出口から、徒歩すぐです
<住所>
ソウル特別市 中区 忠武路2街 60-3, 韓電ビル1F
<カカオタクシー>
目的地に「초원의 집 명동」と入力
まとめ
韓国料理のヘムルタンとは、たくさんのシーフードが入ったピリ辛鍋のことです。
魚介の旨味がスープに染み出して、コチュジャンのピリ辛さと良く合います。
お店によって使用する具材は異なるので、いろいろ食べ比べをしてみるのも楽しいですね。
ある程度食べ終えたら、ポックンパにしてシメるのがおすすめです。
魚介の旨味がつまったスープをご飯が吸って、箸が止まりませんよ。