韓国の光州(クァンジュ)を知っていますか?
韓国旅行と聞くとソウルや釜山を想像する人が多いかもしれませんが、光州も外国人観光客から人気のある観光地です。
韓国の南西部に位置し、正式名称を光州広域市(クァンジュグァンヨクシ)と呼びます。
過去に光州学生運動(クァンジュハクセンウンドン)や光州事件などの、歴史的な出来事が発生したことで韓国国内では有名です。
最近は2年に1度開催される芸術祭、「光州ビエンナーレ」で人気を集めています。
今回は光州の見どころや、観光のおすすめスポットを厳選して一挙紹介します。
韓国の光州に行くなら外せない! 光州芸術通り(クァンジュ イェスレコリ)
引用:tistory
韓国の芸術の街として名高い光州で外せないおすすめスポットが、「光州芸術通り(クァンジュイェスレコリ)」です。
旧道庁と錦南路(クムナムオ)近くにあるエリアに面しており、約300メートルに広がる通りを指します。
光州伝統の芸術作品の展示と販売を目的に作られました。
通りにはハンドメイドのお店や民芸品のお店、ギャラリー、劇場などがつらなり、連日多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
引用:naverblog
韓国人芸術家たちが収集した古書や香炉、器、昔の貨幣、書芸品などもたくさんあるので、アンティーク好きにはたまりませんね。
毎週土曜日は歩行者天国になるので、歩き回るのにぴったり。
月1回フリーマーケットも開催されているので、開催予定を確認してから行ってみましょう。
お土産にぴったりなものがリーズナブルに手に入るかもしれませんよ。
<行き方>
光州地下鉄1号線錦南路4街駅4番出口から、徒歩7分です
<住所>
光州広域市 東区 芸術キル24
<カカオタクシー>
目的地に「광주 예술의거리」と入力
光州の歴史を理解しよう!国立5・18民主墓地
引用:naverblog
光州の歴史を学びたいのであれば、「国立5・18民主墓地」がおすすめです。
1980年5月18日に「光州事件」が発生しました。
光州事件とは当時の韓国人活動家や学生、光州市民たちが韓国軍と衝突した一件のことを指します。
光州事件では韓国軍との衝突から多くの国民が犠牲となり、国立5・18民主墓地は犠牲者たちを追悼・次世代に受け継いでいくために作られました。
展示館の他に墓域と遺影奉安所、そして参拝所から構成され、日本語案内も完備されています。
引用:tistory
光州市内には光州事件に関する場所がたくさんありますが、国立5・18民主墓地が最も有名です。
<行き方>
地下鉄1号線文化殿堂駅や錦南路4街駅から518番のバスに乗車、
国立5・18民主墓地停留所で下車後、徒歩すぐです
<住所>
光州広域市 北区 雲亭洞山35
<カカオタクシー>
目的地に「국립5.18민주묘지」と入力
光州の歴史的所蔵品を鑑賞するなら!光州国立博物館
引用:naverblog
「光州国立博物館(クァンジュグンリプパンムルグァン)」は光州の歴史的に価値がある、国宝や文化財が展示されている博物館です。
なんと約6万5千点以上もの所蔵品があり、見応えが十分あります。
先史時代から中世、近代に渡る歴史的な所蔵品を、時代とテーマ別に展示しているのが特徴です。
引用:naverblog
その他に企画展示室と子供博物館もあるので、子供連れでも楽しむことができますね。
併設のミュージアムショップではオリジナルのお土産を買うことができます。
<行き方>
光州線光州駅から、タクシーで約10分です
<住所>
光州広域市 北区 河西路110
<カカオタクシー>
目的地に「국립광주박물관」と入力
光州の食を食べつくそう!1913松汀駅市場(ソンジョンヨクシジャン)
引用:naverblog
「1913松汀駅市場」は1913年に創業された、光州市内でも老舗の市場です。
創業以来、光州市民の食の台所として愛され続けてきました。
過去には周辺の大型スーパーの進出によって存在が危うくなりましたが、韓国の伝統的な市場の特徴を押し出すことで人気を集めました。
オリジナリティあふれるおしゃれな雰囲気にリノベーションされ、現在では光州で人気の観光地となっています。
市場内はレトロ感でいっぱい。
引用:naverblog
串焼きやコロッケ、ホットク、練り物、ヨーグルトなど、市場で味わうことできる韓国B級グルメがたくさんそろっています。
市場自体の雰囲気も素敵なので、インスタ映えする写真も撮れそうです。
季節ごとに装飾が変わるので、見比べるのも楽しいですよ。
<行き方>
地下鉄1号線松汀駅2番出口から、徒歩すぐです
<住所>
光州広域市 光山区 松汀路8番キル13
<カカオタクシー>
目的地に「1913송정역시장」と入力
光州市民の生活を垣間見れる!光州民俗博物館
引用:Daumblog
「光州民俗博物館(クァンジュミンソクパンムルグァン)」は光州市民の生活や文化を取り上げた博物館です。
2010年9月にリニューアルされました。
19世紀末から20世紀初めにかけての村落の作りや衣食住の生活を中心した様子を、模型や展示物を通して垣間見ることができます。
引用:Daumblog
日本語パンフレットもあるので、言葉の心配も不要です。
博物館は光州オリエ大公園の中に位置し、博物館周辺にも美術館などが充実しています。
博物館や美術館をいろいろ巡り歩きするのも楽しいですよ。
<行き方>
光州線光州駅から、タクシーで約15分です
<住所>
光州広域市 北区 龍鳳洞 1004-4
<カカオタクシー>
目的地に「광주민속박물관」と入力
まとめ
光州(クァンジュ)は韓国の南西部にある街で、正式名称を光州広域市(クァンジュグァンヨクシ)と言います。
ソウルからはKTXを使って約2時間でアクセスできるので、日帰り観光も良いですね。
過去に起きた光州学生運動や光州事件にちなんだスポットの他、芸術の街らしい光州の芸術文化に触れることができる施設も充実しています。
美味しい食べ物もたくさんあるので、ぜひ一度魅力が満載の光州を訪れてみてはいかがでしょうか?