韓国語を勉強していると、書いてある言葉と聞こえ方が違うということがたくさんあります
前回までのハングル講座ではハングル文字の形やパッチムについて触れてきました
ですので、一文字一文字は前回までの法則によって読めないということは無くなります。
しかし、実際に発音をする際には文字と文字がくっついたように発音しなくては韓国語が話せるようにはなりません。
そこで今日はその文字がくっついて発音されるリエゾンについて簡単に触れていきたいと思います。
リエゾンとは?
ウィキペディアによりますと
語を単独では読む場合には発音されない語末の子音字が、直後に母音が続く場合に発音される現象を言う。
という風に書いてあります。
つまり先程も少し触れましたが、言葉同士がくっついたように、繋がったように発音される事を指します。
日本語と韓国語などの他言語の違い
日本語では一音一音が独立していて、殆どの場合並んだ2つの文字がくっついたようには話しませんよね?
ですから日本語というのは文字が読めさえすれば口に出す事自体は比較的簡単な言語だと言えます
しかし韓国語や英語・その他の言語はこの文字がくっついたように話すリエゾンというものがあるため、その部分の法則を知っておかなければ、ネイティブのようには発音できず、どこかぎこちなくなってしまうのです
韓国語のリエゾンにはどんなものがある?
韓国語のリエゾンは覚えてしまうとなんてことはないのですが、最初の韓国語ビギナーの方にはかなりややこしく見えてしまうものと思います
ですので、まずは簡単に。シンプルに。
法則がありますのでそれを覚えてしまいましょう
韓国語のリエゾンの法則
韓国語のリエゾンには法則があります
それはパッチムの子音が次の文字の子音に繋がるということです
そしてそれがくっついた時に音がリエゾンとなって発音されます
左側の1文字目にパッチムがあることが前提です。それ以外には基本的にありえません。
とまぁ、法則とかなんとか言うよりも少し具体的に見ていきましょう
ここに幾つか例を出してみたいと思います
その例たちをざっくりと見てイメージが掴んでみるようにしてください
경우
この場合は
경우の ㅇ と ㅇ が繋がって発音し、ギョン+ウ という発音がギョングに近い発音となります
통한
この場合は
통한の ㅇ と ㅎ が繋がって、トン+ハンという発音がトガンに近い発音となります
작용
この場合は
작용の ㄱ と ㅇ が繋がって、チャク+ヨンという発音がチャギョンに近い発音となります
같이
この場合は
같이の ㅌ と ㅇ が繋がって、カッ+イという発音がカッチに近い発音となります
있는
この場合は
있는の ㅆ と ㄴ が繋がって、イッ+ヌンという発音がインヌンに近い発音となります
まとめ
どうでしょうか?
これらはハングルを読んでいく中で徐々に覚えていくことですので、いきなり最初から完璧には難しいかもしれません
しかし、この何故か自分の話す韓国語と、韓国ドラマなどの韓国語が違うと言う原因のひとつはここにありますので、最初の段階で頭に入れておくと良いかと思います
一つ一つ覚えていけば、ある時意識しなくともリエゾンが急にわかる瞬間が来ますので、ここにものすごく執着しないでたくさんハングルに触れていきましょう
最後までご覧いただきありがとうございました
リエゾンについて理解した方は次のステップへ
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