個人で海外旅行をした際に必ず利用するのが、交通機関です。
韓国には電車やバス、タクシーなどの交通機関があります。
日本の交通機関と似ているとは言っても、言葉も文化も違う国で利用するのは不安がありますよね?
今回は韓国国内の一般的な交通機関と、ほとんどの日本人観光客が行くだろう首都ソウルの交通機関についてご紹介します。
記事に書いてある内容を理解すれば、快適に韓国旅行を楽しむことができますよ。
韓国国内の交通機関一覧
韓国国内にある主な交通機関を、主な観光地と一緒にご紹介します。
・鉄道
韓国国内には様々な種類の鉄道が走っていて、主要都市を網羅しています。
代表的なものでKTX(韓国新幹線)やITX、セウマル号、ムグンファ号などです。
KTXは全部で6つの路線があります。
ソウル駅から主な都市として、
釜山(プサン)まで所要約2時間30分、
全州(ジョンジュ)まで所要約2時間10分、
新慶州(シンキョンジュ)まで所要約2時間5分
となっています。
いずれの都市も短い時間でアクセスすることが可能なので、利便性は高いです。
チケットはウェブサイト、もしくは駅窓口で購入することができます。
乗車希望時間が満席になってしまう場合があるので、予定が立った時点で予約することをオススメします。
・高速バス
引用: ㅍㅍㅅㅅより
高速バスも全国の主要都市へ運航をしています。
鉄道よりも時間はかかりますが、料金はリーズナブルです。
冷暖房も完備しているので、日程に余裕がある方は利用してみてください。
最近では、最大160度もリクラニングができるプレミアムバスも出現しています。
ソウルから江原道(カグォンド)まで所要約1時間30分、大田(デジョン)まで所要約2時間、光州(グァンジュ)まで所要約3時間20分です。
・飛行機
ソウルの金浦(ギンポ)空港から国内線が就航しています。
目的地は釜山(プサン)や大邱(デグ)、済州(ジェジュ)などです。
現在は多くのLCC(格安航空会社)が就航しており、価格競争もあってか、リーズナブルな値段で利用することができます。
ソウルから済州(ジェジュ)まで所要約1時間10分です。
・船
引用: krcnr.cnより
釜山(プサン)や木浦(モッポ)から済州(ジェジュ)までは、船も運航しています。
釜山(プサン)からは所要約11時間と長旅になってしまいますが、飛行機で行くのとはまた違った趣を味わえることが魅力です。
ソウルでよく使う交通機関4選!
ソウル市内で観光客が利用しやすい交通機関は、主に以下の4つです。
レートは1円=10ウォンで計算しています。
・鉄道
引用: 위키백과より
ソウル駅と仁川(インチョン)国際空港をわずか43分で結んでいるのが、空港鉄道のA’REX(エーレックス)です。
時間帯に応じて1時間に約1~3本ほど運航しています。
全席指定のため立っている必要はありません。
リラックスしてソウル市内、もしくは空港まで行くことができます。
・地下鉄
引用: 위키백과より
現在ソウルには、1号線から9号線までの地下鉄が走っています。
各駅に番号が振られているため、外国人観光客にも利用しやすくなっています。
主要な観光地の駅には日本語表記もされているので、日本人にも安心です。
初乗り料金は現金の場合で1350ウォン(約135円)。
目的地の距離に応じて料金が上がります。
・バス
ソウル市内は多くのバスが網の目のように走っています。
韓国旅行初心者には利用のハードルがやや高いものの、慣れてしまえば便利に利用することが可能です。
料金は路線によって異なります。
後述するT-moneyを持っていれば、料金を確認して現金で支払う必要がないのでラクチンです。
バスから降りる際はブザーを押して、運転手に知らせてください。
・タクシー
韓国のタクシー料金は安いため、韓国人も日常の足としてよく利用しています。
ソウルには2種類のタクシーが走っています。
1つ目は一般タクシー。
初乗り料金は3800ウォン(約380円)です。
その後走行距離に応じて、メーターが上がっていきます。
運転手に日本語や英語は通じないと思った方が良いので、行先はガイドブックや地図を見せて伝えると良いでしょう。
ですがカカオタクシーを使えば運転手に直接行き先を告げなくとも目的地につくことが可能ですので、おすすめかもしれません。
2つ目は模範タクシーです。
車体は高級感がある黒なので、すぐに分かります。
日本語や英語を理解する運転手も少なくなく、料金が高い分サービスと安全性に優れています。
初乗り料金は6500ウォン(約650円)です。
支払いは現金の他に、タクシーによってはT-moneyやクレジットカードの利用も可能です。
交通機関を利用する際にあると便利なもの
・「T-money」
T-moneyとは、チャージ式の交通ICカードのことです。
日本の「Suica」や「PASMO」と同じようなものです。
T-moneyを使用するメリットは主に以下の2つ。
1つ目は電車やバスに乗る際に、いちいち乗車券を購入したり、小銭を支払ったりする必要がないことです。
チャージされたT-moneyをタッチするだけで、乗車することができます。
2つ目は現金で支払うよりも、運賃が割引になる点です。
例えば地下鉄の通常料金が1350ウォンの場合、T-moneyで支払うと1250ウォンになります。
割引は地下鉄とバス利用時の他、地下鉄からバスに乗り換えをした際にも割引が適応されます。
T-moneyは駅やコンビニなどで購入可能です。
・交通アプリ
日本同様韓国にも、交通アプリがたくさんリリースされています。
乗り換えや最短ルート、始発・終電時間が表示されるので旅行中便利です。
日本語対応しているアプリもあるので、旅行前のダウンロードをオススメします。
まとめ
ソウルを含めた韓国国内には、バラエティに富んだ交通機関がたくさんあります。
まとめとして韓国の交通機関にはいくつか種類がありました。
韓国国内の交通機関
- 鉄道
- 高速バス
- 飛行機
- 船
ソウルの交通機関
- 鉄道
- 地下鉄
- バス
- タクシー
移動にあると便利なもの
- T-money
- 交通アプリ(カカオタクシー等)
それぞれに特徴があるので、旅行者個々人の状況に合わせてベストな交通機関を選んでください。